2004年09月29日

明治の息吹

氏家幹人さんの『武士道とエロス』に案内のありました
白樺派文学を求め、『明治文学全集76』を借りて参りました。
里見弓享(トン:代字処置)『君と私と』及び日下言念
(シン:代字処置)『給仕の室』がお目当ての作品です。

『君と私と』は同性の痴話の縺れ云々と言うよりは、
語り手である「私」が年長者の「君」に対して八つ当たりを
している、と言う印象の方が強いですね。
恋愛云々を期待して読むならば面食らうものと思われます。
『給仕の室』は、このまま現在の鬼畜耽美ジャンルの
アンソロジーに組み込んでも良いと思う程新鮮な感じを
受けます。紙幅も原稿用紙換算でほぼ三十枚。好い加減の
長さです。漫画化しても良いかも知れませんね。
対照的な二作を読ませて戴きました。

武士道とエロス
氏家 幹人著
講談社 (1995.2)
通常2-3日以内に発送します。


明治文學全集76
初期白樺派文學集
筑摩書房/73.12.20初版
※国立国会図書館データ
請求記号:918.6-M4482
全国書誌番号:75000184
書誌ID:000001245453
所収:里見弓享『君と私と』/日下言念『給仕の室』
posted by 葡萄瓜XQO at 16:50| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 資料 | 更新情報をチェックする
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