2009年08月21日

天然の美味




 デコレーション
         ぶどううり・くすこ

ラジオの収録中、出来るだけけしの口元を
見ない様にしていた。そう、口元さえ見なけ
りゃ後は何処をガン見してもOK。
収録直前まであの唇が俺の耳や首筋の上を
這い回ってたんだもんな…正直エクスカリバ
ーを飲み込んでた方が少しだけましかも知れ
ない。体の方をねっちょりやられると余韻が
残り過ぎるんだよな。それが少しウゼェ。
で、だな。
そう言う事をやらかしておいて本番中に俺
が上脱いでもポーカーフェイスってのはどう
いう訳だなめてんのかこの野郎。…いや別に
恥らって欲しい訳でもないんだけど、なんか
腹立つ。
どうせなら裸エプロンでもさせるべきだっ
たかもな。いや、今のノリ加減だったら振っ
てみたらやるかな?でもその場合、エプロン
は替えさせるけどな。どピンクフリル付きに。

「リクエスト、なんかある?」
収録後のけしの一言。
「ン?リクエスト?」
「誕生日な」
「あー、うん、そだなー」
「無茶振りはなしな?」
「さーねぇー」
 ちょっくらいじめっ子モード。受け声を多
くやったストレスでもないんだけどさ。俺も
オスだし。
「先に一つだけ言っとくと」
「うん」
サア、何を言うんだ?けしきゅん。
「裸エプロンは決定事項にしたから」
「…今回のじゃないけど、良いの?」
「後姿を見るといなみんの方が様になるん
だろうけど…ま、折角だし」
「どういう折角だよ」
「んー。萌えシチュの研究」
ああ、もう耳まで真っ赤にして。俺の事可
愛い可愛いって言うけどお前の方が余程可愛
いじゃんよ。で、その顔を見てたら出来心で
ひらめいてしまった。
「なー、けし」
「お、おう」
「エプロンの種類のリクエスト権も、俺が
持ってんだよな?」
「ま、そう言う事だな」
「じゃ、決定な」
「え、…何に?」
いいねその怯え顔。ヤバイ泣かせる快感に
も目覚めそうだ。
「フリフリのサロンエプロンにして貰おう
じゃないか」
「え、ちょ、胸隠さ」
「布じゃ隠さないって事」
「はい?」
「誕生日にはさ、ケーキがつきもんだろ?」
「……俺、ケーキ?」
「勘が良いな」
あ、固まってる固まってる。でも同時にエ
クスカリバーも起動してるのな。
「あのさ、いなみん」
「あん?」
「クリームはチョコ希望な。たっぷりと」
そのチョイスは本気モードになったんだと
解釈して良いんだな?じゃ、当日は満足する
までしっかりとお前を食わして貰うからその
つもりで居る様に。

いやー、演じて戴くと自分の文章ながら
なんと言いますか。
………照れますね、かなり。
この人達はねぇ、本当に天然の塩梅が
良いんだから。

【ニコニコ動画】伊南屋本舗Presents「ケフィアRadio!」第9回
posted by 葡萄瓜XQO at 19:00| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | ケフィアRadio! | 更新情報をチェックする
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