2004年05月25日

読んだ後でも

群書解題から辿った稚児物語二話複写にて入手しました。
ここで一つ念を押さねばいけないのは、その二話が稚児物語と
いう括りではなくお伽草子の一編として分類されていた、と
言う事です。さて、この事をどう解釈すべきか。

現代の感覚で昔の男色稚児愛少年愛を切って捨てるのは恐らく
簡単でしょう。深読みも理解しなければ良いだけの話ですから。
現代と昔の社会制度は違う、とは否定派の方々のお題目に良く
使われる言葉ですが、その言葉は否定派の方々も重々噛み締め
なければいけないのです。稚児愛男色が成立した課程を彼等も
説明した上で周囲を納得させねばならない部分もあるのですから。

過去を否定したいならそれでも結構ですが、その前に過去の
物語をせめて一編紐解いた上で考えても遅くはありますまい?
やおい読みである前の一人の本読みとしてのささやかな提案です。

続群書類従 第18輯 上
塙 保己一編纂
続群書類従完成会 (1980)
通常1-3週間以内に発送します。

第十八輯上 物語部
25.3.10初版、80.10.20訂正第三版第六刷
※『嵯峨物語』『幻夢物語』所収

群書解題 第10
続群書類従完成会編
続群書類従完成会 (1982)
この本は現在お取り扱いできません。

和歌部(二)・連歌部・物語部
※『嵯峨物語』『幻夢物語』所収
posted by 葡萄瓜XQO at 16:34| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | 古典資料 | 更新情報をチェックする
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